東京愛育苑向島学園が大切にしている6つのこと

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向島学園が大切にしている6つのこと

向島学園は、子どもの権利を大切にした家庭的な雰囲気の中で、心身共に子ども達が元気に過ごせるよう、工夫した設備や環境を整えています。

養育面では、「衣」、「食」、「住」、「教育」、「健康」、「行事」の6つのことを大切にしています。
基本となる健康的な日常生活に加え、家庭復帰後困らないよう、食育活動や高齢者との世代を超えた交流(幼老交流)など、様々な体験ができるよう生活を設計しています。


衣

好きな服を着ましょう

自分の好きな色やキャラクターデザインの服を担当の職員が一緒に選びます。毎日洗濯をして、清潔な服に着替えます。

お風呂の時間の脱衣所。
みんなの色とりどりな着替えがずらりと並びます。


上)広々とした明るい食堂。
  季節に合った職員手づくりの装飾や、食に関する張り紙が賑やかです。

下)クリスマス会の様子とひなまつりの行事食

食

しっかり食べましょう

子ども達の好きなメニューをバランスよく組み合わせて調理師さんが作ってくれたおいしいごはんを、食堂でみんなといただいたり、ユニットごとに分かれて居室でいただきます。

セレクトメニューやバーベキュー、模擬店など、いつもと違うお楽しみメニューの日もあります。他にも、行事食で旬の食材や文化について学んだり、レストランやホテルのバイキングに行く外食会もあります。

また、お部屋の台所で、小学生は調理実習でお米の炊き方や簡単なおかず作りを練習したり、夏には園庭で野菜や果物を育て収穫し、調理をします。


住

清潔なお部屋で過ごしましょう

子ども達が安全で清潔なお部屋で生活できるように、自分の洋服ダンス、おもちゃ箱、お布団等が用意されています。
きちんと片づけが出来るように練習もします。


子ども達が生活する居室には
キッチンやお風呂もついており、
一般家庭に近い環境になっています。

上、左下)共用の学習室には、1人ひとりの勉強机が用意されています。

右下)園内保育園の様子。

教育

楽しく活動しましょう

幼稚園就園前の子ども達は日中、園内保育園に当園し、夕方自分のおうち代りの居室に帰ります。同法人内の保育園や老健施設に行き、一緒に活動を楽しみます。

3~5歳児は地域の3つの私立幼稚園に、小学生は発達の段階に応じて地域の公立小学校の普通級、特別支援級に通学しています。幼稚園や小学校の先生達とも、みんなが楽しく元気に成長出来るように話し合いをします。

小学生は下校後に先生と一緒に宿題に取り組みます。
勉強が苦手な子も心配いりません。

週末には、書道やピアノなどの習い事もしています。


健康

元気に過ごしましょう

心身共に元気に生活が出来るように、職員がいつでもお話を聞きます。心理の先生も悩み事や困ったことを園庭にある心理療法室でゆっくり聞いてくれます。この部屋は木でできているので、子ども達は「木のおうち」と呼んで親しんでいます。

体調を崩した時にはすぐに嘱託医に相談し、対応しています。健康診断や予防接種も定期的におこなっています。

「木のおうち」には、
箱庭療法のための道具や
おもちゃが並んでいます


上)幼老交流の一環として老健施設内で行われたオーケストラのコンサート。
  世代を超えて楽しい時間を過ごします。

下)ハロウィンの老健施設訪問と祭礼の様子

行事・地域交流

コミュニケーションを大切にしましょう

日本の伝統行事だけでなく、1年間にたくさんのイベントがあります。夏の海水浴やユニットごとのお出掛け、秋にはディズニーランド等に遠足にも行きます。

隣接する老健施設との交流として、子ども達がハロウィンの仮装をして訪問したり、毎年クリスマス会を合同で行っています。また、お遊戯を保護者や地域のみなさんに見ていただく機会も設けています。

向島学園では、地域との交流も積極的に行っています。園庭を開放し、町内の子ども会のみなさんと一緒にラジオ体操やお餅つきをしたり、秋の祭礼や盆踊りにも参加しています。町会とは災害時応援協定を結び、消防署と共に年に1度、地域と法人施設の総合避難訓練も行っています。